TUJ夏学期 2019-第7回 [TUJ]
今日は第7回目です。ということは今回を入れて麻布キャンパスの授業はあと4回ということです。秋学期からは三軒茶屋の昭和女子大学構内へ移転の予定です。今日も5分遅刻でした(汗)。
今日の授業では、M&Aされて企業に関わる従業員の不満をどのように解消していくかを議論をしました。「え、英英会話の授業でそんなことまでやるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、テキストに大半の情報が記載されてあって、ディスカッションの時間も対して取れませんので、それほど深い話ができる訳でもありません。シナリオはこんな感じでした。
「オーストラリアのメディア大企業であるデッカー社がアジア進出のために、香港のメディア企業を買収してから1年が経過した。デッカー社は米ハーバード大卒のCEOが欧米スタイルの経営を持ち込んで経営していたが、現地従業員は補填なしの急なリストラに不満を示し、さらにオーストラリアの会社がもたらした欧米文化に馴染めず、この1年現地社員の不満が募っており、一方HQ側は現地の文化は理解するものの英語力の不足に不満を感じていた。」この前提で会社側と従業員側に別れて対応案を協議した後、CEO役の人が意見を集約させると言うものです。
意外とこのやり方面白くてワタクシにとっては、あっという間に授業時間が過ぎてしまいました。以前やったことのあるDavid先生のDebateではCEO役って無かったのですが、いるとなかなか面白いですね(笑)。ちなみにワタクシ達のグループが出した結論は、「雇用の維持が最重要問題なので、即時解雇ではなく1年の猶予を与える。その間に英語力の向上を図る。会社は英語がネイティブの従業員によるフリー英会話教室を開催して従業員をサポートする。将来的には海外を含んだジョブローテーションを計画する。」というものでした。「一年猶予」というのは、他のグループも提案していました。
ところでふと思ったのですが、
1.デッカー社のCEOは中国語を話すとありますが、これは北京語であって広東語ではないはず。香港人は北京語を勉強していますが、ネイティブではないはず。
2.「食堂のオーストラリア料理がまずい」とありますが、香港の場合、外にいくらでも屋台や食堂があるので、これはあまり意味がないと思います。
現地に行かないで作っちゃったのかな~(笑)。
2019-07-13 13:06
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